こんにちは、SEO≪セオ≫です。
私は無月経の状態から約2年の不妊治療で妊娠する事が出来ました。
それでは前回に引き続き、不妊治療のお話をします。
自然排卵成功の後
試練
前回のまさかの自然排卵で、私も医師もやっとまた少し前進し明るい兆しが見えたと喜びました。
いつもポーカーフェイスな医師なのですが、その医師ですら少し嬉しそうな様子でした。
しかしその後は、卵胞がうまく育たなかったり、不正出血したりと、排卵成功率はかなり低く…
前進するどころか後退気味になってしまいました。
私の心は、一度高く持ち上げられて、思いっきり突き落とされたような、そんな気分でした。
その上、当時私のまわりでは妊娠・出産ラッシュ。
おめでたい事なのに心から素直に「おめでとう」と言えませんでした。
必死に明るく振る舞い、精いっぱいの「おめでとう」は言えました。
でも、ちゃんと笑えていたかどうかは分かりません。
きっと皆気を遣って言ってくれてるのは頭では解っています。



「まだ若いんだから大丈夫だよー。」



「諦めたらポンっとできるかもよー。」
子持ちの人にサラっと言われる度、これまでジワリジワリと壊れてきていた私の精神を一気に崩壊させました。



崩壊
私はもう、何もかもが嫌になりました。
ただ普通にみんなのように我が子をこの腕に抱きたいだけ。
普通に妊娠して、出産して、子育てがしたいだけ。
私頑張ってるじゃん。
痛いのもツラいのも我慢して、諦めちゃダメだって必死に明るく頑張ってるじゃん。
つい、しんどくなってポロっと「もう治療やめたい。」って言っちゃったけど、「やめたら赤ちゃんできないよ…」ってそんなこと、私が一番よく分かってるよ。
ちょっと弱音吐きたくなっただけだよ。
夫にも子どもを抱かせてあげたいよ。
夫の両親にだって初孫を抱かせてあげたいよ。
なにより自分が一番我が子に逢いたいんだよ…。
ねぇ神様、そろそろ試練を与えるのやめてくれない?
いつまで私に試練を与えるの?
もういい加減、乗り越えられなくなるよ。
(詳細は【不妊治療】無月経から妊娠!④~多嚢胞性卵巣と高プロラクチン~ – 信念にしていたもの‐)
そんな想いで、とてもとても暗い闇の中にいる気分でした。
ちょっとしたことですぐに落ち込んだり、涙が出る。
私の体はなんて欠陥品なんだ。
女として当然の機能すら果たせない。
自分の存在意義がわからない。
夫に迷惑ばかりかける。
私がいなくなってしまった方が夫は楽になれるんじゃないか。
死んでしまおうか・・・。
これまで気丈に振舞い、無意識に抑え込んでいた負の感情が爆発してしまいました。
いや…無意識ではなく、こんな感情を認めたくなくて、わざと気付かないフリをしていたのかもしれません。
とにかくしばらくは毎日泣いて、泣いて、泣いて、精神も涙腺も完全に崩壊していました。



ステップアップ
ついに医師から「これ以上続けても可能性は低いし、また子宮内膜が薄くなったりするといけないから。」と、次のステップに移りましょうと勧められました。
HMG-HCG療法
排卵前の低温期にhMGを注射して、その後に成熟した卵胞をhCG注射によって排卵させる治療法です。
クロミッドで効果がない場合にhMG注射を使用します。
クロミッドより効果が高いようですが、その一方で多胎妊娠や卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のリスクも高くなります。
周期毎に一定期間、注射のため連日の通院が必要です。
多胎妊娠(双子、三つ子など)
確率は20%程度。
単純計算で5組の夫婦うち1組が多胎妊娠となります。
多胎妊娠のリスクは自然妊娠か不妊治療での妊娠かなどは関係なく、母子共に様々なリスクが伴います。
卵巣過剰刺激症候群(OHSS
)
卵巣腫大、腹水貯留、尿が出ない、血栓症等の症状があります。
発症頻度は10%〜20%程度といわれています。
腹腔鏡(ラパロ)手術
腹腔鏡下卵巣多孔術という手術です。
多嚢胞卵巣は元々排卵し難く、排卵しないと卵巣が段々と固くなり、さらに排卵し難くなる、という悪循環が起きます。
そこで直接卵巣に穴をあけて排卵しやすくしてやろうという手術です。
おへそや下腹部に3~4か所、5~10mm程度切開し腹腔鏡下で手術をします。
両方の卵巣にそれぞれ15か所程度の小さい穴をあけます。
排卵率・妊娠率アップ期間は、当時(10年以上前)は半年~1年と言われていましたが、現在では個人差があり、1~2年~永続的など様々な報告もあり、持続期間にばらつきがあるようです。
手術の傷が小さく、術後の痛みも軽度で入院期間が短いため術後早期に日常生活へ復帰することもできます。
ただし、全身麻酔を行う手術なので、それなりのリスクや費用の負担もあります。
人工授精
あらかじめ採取した精子を子宮内に注入する方法です。
受精・着床へ至る方法は自然妊娠とまったく変わりません。
タイミング療法で妊娠しなかったときに取られる方法です。
年齢によっても変わってきますが成功率は5~10%だそうです。
医師の方針により違いはあるかもしれませんが、挑戦できる回数は6周期程までとしていることが多いようです。
リスクはあまりないようですが、回数が増えれば費用もかさみます。
1回あたりの平均は1万5千円が相場のようです。
コスパ最強!自宅で簡単に人工授精
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私は全く知らなかったので驚いたのですが、
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というものがあるそうです!
20回分(1周期に5回の使用で約4ヶ月分)で10,978円(税込)。
1回あたり549円ですよ!
私の治療していた当時もあったのかな?
私が知らなかっただけなら悔しいです~!
あーうらやましい~。
このシリーズに男性用と言いますか、便利なもの…
精液を無駄にしない唯一の「採精シート」プレメント採精シート


もあります!
こちらは先程の【シリンジ法キッド】とのセット販売になります。
20回分(1周期に5回の使用で約4ヶ月分)セットで16,500円(税込)です。
1回あたり825円(税込)
セットにしても、コスパ良すぎですよね~!
シリンジ法はこんな方におすすめ!
- 共働きや出張でご夫婦のタイミングが合わない
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- 性交渉が苦手
- 精神的・肉体的負担を減らして気軽に妊活をはじめたい
- 不妊治療の高額費用に躊躇いがある
- クリニックでの不妊治療とシリンジ法を併用したい
- 排卵日と休診日が重なり、チャンスを無駄にしたくない
タイミングが大事なのに、タイミングが合わないとイライラしちゃいますよね。
険悪な雰囲気にもなりやすいと思います。
この【シリンジ法】で、少しはそういった事が避けられるのではないでしょうか。
一回一回のタイミングが大事になりますから、是非検討してみて下さい。
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自宅で簡単にできて、費用も抑えられたら嬉しいですよね。
これならお金のなかった我が家でも、病院のタイミング療法と併用できたかも~(;’∀’)
諦めモードに…
これまで約2年弱、タイミング療法での治療でさえ金銭的にギリギリで生活してきた我が家。
「生活に余裕がないので…」と、医師に頼んでタイミング療法で治療してもらえるようにお願いしてきました。
でもさすがにもう限界だと医師から次のステップへの勧め。
まだ見ぬ我が子には逢いたい。
だけど本当に生活に余裕がなく、精神的にもボロボロで自暴自棄になっていき…
本気で治療自体やめることを考えるようになっていきました。
こんな家計では、もし赤ちゃんを授かったとしてもロクに生活していけないかもしれない。
子供にも辛い思いをさせてしまうかもしれない。
生涯夫婦二人きりの生活を真剣に考え始めました。
夫にもそうなってしまうかもしれないと、「私のせいでごめん」と、また泣きながら告げました。
こうして心が疲れ切っていた私は、どんどんと諦めモードに入ってきました。
でも…
でもやっぱり簡単には捨てきれない、まだ見ぬ我が子への強い想いが、心のド真ん中にまだありました。
片隅ではありません。ド真ん中です。






治療をやめる事はいつでもできる。
このまま諦めたら、まだ悔いが残る!
もう少し、やれるところまでやろう!
頑張ろう、私!
さてさて、こうしてもう一度奮起した私。
この続きはまた次回。



それでは。